ToLOVEるSS、後編公開!

お待たせしました、昨日の続きです。
”あのおっさん”がいきなり登場します。ToLOVEるでの嫌われキャラの”あいつ”と絡んでます。

戦闘では、コンプリートフォーム出します。
必殺技については、かなり妄想入ってます。本編でもこうなって欲しい、的な。
ディエンドの召喚では、”あのキャラ”を出しちゃいます。何でもありのディケイドなので、これくらいやっても問題無し。
あと、何度もいいますが、校長はキーパーソンです。多分、一番ディケイドとクロスオーバーしてるかもしれないです。

全体的に「?」な箇所もあるかと思いますが、どうぞご覧下さい。
わからない場所あったら、解説します。
文章自体がメタメタなのは申し訳ないです。

ブログで見辛い場合は、HPにて
http://hentaio.web.fc2.com/ss.html
[2章:パラドキサアンデッド、再び]





場所はどこだかわからない。ここは謎の闇空間。
顔は見えないが、誰かが話をしている。
「おい!鎌田!わかってるんだろうね!?」
「はい、ラコスポ様」
「死にかけてたお前を助けたのはこのボクたんなんだからね!」
「ありがたく思います。必ずしも結城リトを抹殺してみせます」
「わかってるならそれでいいもんね!今度こそララたんと結婚するもんね!」
「助けて頂いた恩、必ず返して見せます」
(ふん、ガキが・・・俺はディケイドを倒すチャンスさえあればいいんだよ)
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学校が終わり、家へ帰宅するリトとララ。
彼らは同じ家に住んでいる。正確には、結城家の上に空間湾曲技術を応用したララの家が置いてある。従って外からは普通の家にしか見えない。
「何時の間に写真館なんか・・・」
リトは驚いた。結城家の隣に写真館が建っていたのだ。
そこへ士が現れる。
「ここは俺達の家だ」
「え!?君は・・・門矢だっけ?」
「ああ。正確にはこいつの家だ」
そう言って士は夏海とユウスケを紹介する。
「はじめましてリトくん、ララさん、光夏海です。士くんの友達です」
「同じく小野寺ユウスケです。よろしく」
「よろしくです」とリトとララは応える。
お互い挨拶をしている中、謎の中年男性の声が聞こえた。
「士達に近寄るな!そいつらは世界の破壊者だ!」
「へ!?」
リトとララは驚く。
「鳴滝か!」
士は彼の名を知っている。その中年は"鳴滝"という人物らしい。
「リト、そしてララ!お前達は家へ戻れ。こいつは危険だ!」
士は声を張る。ユウスケはリトとララを家に帰す。
「こんな市街地でライダーを召喚するほど私はバカではない。貴様達に警告しておきたい事がある」
「余計なお世話だ」
「ふん、まぁいい。お前達が倒した奴が復活した。今回は強力な味方が付いている。パワーアップした貴様でも苦戦するだろう。ハハハハ」
そう言って、鳴滝は異次元へ消えていった。
「相変わらず何がしたかったんだろ、あの人・・・」
とユウスケが思わず突っ込む。
「まぁ誰が来ようと俺の前じゃ敵ではない」
士達は写真館へ帰宅した。
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騒動を回避し、結城家リビングで談笑するリト達。
「リトぉ~、さっきのオジサン誰だったんだろう?士が世界の破壊者とか酷い事言ってたね」
「知り合いなのは確かかもな。ケンカしなきゃいいけど」
「つかさ?新しい友達でもできたの?」
そう聞いてくる彼女は"結城美柑"。リトの妹だ。
「今日俺のクラスに来た転校生。門矢士っていうんだ。何だか偉そうなんだけど、悪い奴じゃなさそう」
「ふぅ~ん。この時期に転校生ねぇ・・・何だか怪しいね。ま、そんな事より、夕飯にしよ!今日はララさん達も一緒にね!」
「やったー!美柑の料理美味しいから大好き!」
ララは大喜びする。
それと同時に、ララの妹達もリビングへ来た。
「美柑さん、今日のお夕食は何ですか?」
彼女はララの妹の1人、"モモ・ベリア・デビルーク"。大人びていて、自らリトの愛人と宣言する大胆な女の子。
「今日はハンバーグだよ!」
「やったぜ!あたし美柑のハンバーグ大好きだ!」
ちょっと子供っぽい彼女は"ナナ・アスタ・デビルーク"。モモとは双子の関係だ。
「本当にお子様ですね、ナナは」
「うるさいぞ!悪かったな!」
「こら!2人ともケンカはダメだよ!」
2人に注意するララ。流石はお姉さんだ。
そんなこんなで、賑やかな食卓が囲めるリトが羨ましい。
こうして、リトの1日は幕を閉じていく。
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気持ちのいい青空。清清しい朝だ。
リトはニヤニヤしながら寝ている。
ゴソゴソ
「むにゃむにゃ・・・気持ちいいよぉ」
ゴソゴソ
「むにゃむにゃ・・・うぅ、で、でちゃ・・・ん!?」
リトはいきなり目が覚めた。布団を取り払うと、なんとそこにはモモが・・・
「おはようございます、リトさん。今朝も元気ビンビンですね!」
モモは、ワイシャツ1枚とパンツ1枚しか穿いていない。
「うわああ!モモかよ!ナニやってんだよ!」
「ふふふ、リトさんだって気持ちよかったんでしょ?」
一体ナニをやっていたのか。それはご想像にお任せする。
タイミングというのは難しいもので、この危険な状況に起こしにくる妹が・・・
「リトー!早くおきなさー・・・い?」
「あ・・・美柑・・・」
「何やってんの・・・!?早く降りてきなよ!」
ちょっとふて腐れてる美柑。
「うぅ・・・ごめんなさい」
こんな感じで、リトの1日は始まる。
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朝はララと登校する。
今日は春菜も一緒だ。
「ねぇ結城くん?結城くん家の隣に写真館あったよね?」
「ん、あぁ、あれ実は門矢が住んでるらしい」
「門矢?あぁ、転校生の人ね」
「なんだけど、帰宅する時に変な中年のおっさんと口論になってたな」
「そうなんだ。まぁ彼もきっと色々あるんだろうね。ところで結城くん?」
「ん?何だ西連寺」
「最近、校長先生の様子がおかしいって話聞いた?」
「校長か。あ、昨日ルンも同じ事言ってたな」
「あー!昨日ヤミちゃんも同じ事言ってたよー」
「やっぱりそうなんだ。何だか怖いわね」
「今日は全校朝会だな。そこで様子見してみようぜ」
「そうね」
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校庭にて、全校朝会が始まった。
「えー、皆さんおはようございます」
校長が挨拶する。しかし、何やら様子がおかしい。
校長はずんぐりむっくりの体系で、サングラスと魔王ヘアーをしている。
全校生徒は、校長の見た目に違和感を覚えた。
「あれ?校長、痩せたのかな?・・・私の気のせいかしら?」
と唯は思った。恐らくこれは唯だけでは無いはず。
「うん、やっぱりおかしい。ずんぐりむっくりじゃない」
とルンも思った。
「いきなりですが、皆さんにお知らせがあります」
校長は話を続ける。
「この学校で一番モテいる男は誰だ!」
全校生徒が騒然とする。
「そう!結城リトだ!私は彼を抹殺しなければならない!」
誰もが、これは異常事態だと悟った。
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全校朝会をサボっていた士。屋上からその様子を伺っている。
「やはり校長だったか」
士はすでに知っていたらしい。校長の正体を。
「鎌田・・・いや、パラドキサアンデッド」
"パラドキサアンデッド"。士が龍騎、そして剣の世界で戦った強敵だ。
アンデッドは不死生物であり、死ぬ事は絶対にない。ディケイドに倒されたものの、どうやらToLOVEるの世界へ侵入し、ラコスポに助けられたようだ。
そして、パラドキサアンデッドの人間形態"鎌田"は、校長に変装して彩南高校に紛れ込んでいたのだ。
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そんな中、生徒達の目の前に巨大なガマガエルが落ちてきた。
逃げ惑う生徒達。
「あ、あれは!ガマたん!」
とララは叫んだ。彼女、いや、リトを取り巻く者達はみんな知っている。
以前、夏祭りの時にリト暗殺を目論んだララの婚約者候補、ラコスポの送り込んだ宇宙ガマガエルだ。
飼い主のラコスポは、ガマたんの上に乗っていた。
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校長はサングラスを外す。髪型は校長だが、顔そのものは鎌田であった。もちろん、校長と比べるとスリムな体系だ。
鎌田は、パラドックスカマキリの祖たる不死生物パラドキサアンデッドの姿へ変わった。
そして、ガマたんの上のラコスポが鎌田に命令する。
「行け、鎌田!リトを抹殺するのだもん!」
心の中でニヤりと笑う鎌田。
(早く来い、ディケイド。今までの恨み、晴らさせてもらうぞ・・・!)



3章:大乱戦

ガマたんの吐く粘液は、服だけを溶かす厄介な代物。
校長が怪物の姿に変貌した事もあり、生徒達は大パニックに陥っている。
これまでにラコスポは、幾度と無くリト抹殺をララ達に妨害されている。しかし今回は様子が違うようだ・・・
「ラコスポ!今度こそ許さないんだから!」
「あーララたん!相変わらずかわいいねぇ~」
反重力ウイングを出したララが、ラコスポに殴りかかる。しかし。
「ふふふ、今日のガマたんはパワーアップしてるもんね!ガマたん、粘着液を吐け!」
何とガマたん、新たな必殺液を編み出していたのだ。
ガマたんの口から粘り気の強い白濁とした液が発射される。
「きゃっ!」
べちゃ!
そのままララは地面に落ちる。
「う~、身動きが取れないよ~。べとべとして気持ち悪い~」
白濁とした粘着液が、ララの全身に纏わりついて、何だか卑猥だ。
「ふふふ、大成功だもんね!これで金色の闇が来なかったらボクの勝ちだもんね!」
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一方、鎌田は・・・
「待て!小僧!ちょこまかと・・・」
リトを追いかけていた。今まで様々な危険人物に狙われてきたリト、逃げるのは得意になっていた。
「何なんだよ、こいつ!ララも身動き取れないみたいだし!」
今回のラコスポの作戦は、実に巧妙だ。強化されたガマたんで大混乱を起こし、リト側での戦闘ができるララとヤミを粘着液で動きを封じ、暗殺者である鎌田でリトを抹殺す

る作戦である。
(ふむ・・・やはり彼は宇宙の王者の娘と婚約者候補なのだな。あまり乗り気ではないが、あの手を使うしかあるまい)
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未だに屋上にいる士達。
「士!助けなくていいのかよ!」
とユウスケは尋ねる。
「いいや、何とかなるだろ」
「士くん!無責任すぎます!」
「士が助けに行かないなら、俺が行く!」
とユウスケは腹の中心部に両手を当てる。するとそこから、神秘的な意匠のベルトが出てくる。
左手を腰に、右手を自分の左側に翳す。そのまま右手を自分の右側にスライドさせる。
「変身!」
そう叫んだ後、右手で左腰にあるスイッチ押す。
ベルトの中心が赤く燃え上がり、まるで業火のような音がする。
すると、ユウスケの身体がクワガタ虫を連想させる、赤い超人に変化した。
仮面ライダークウガの登場だ。
そのままユウスケは、屋上から鎌田目掛けて飛び降りた。
どうやら、ガマたんは実害が無さそうなので、無視する事にした。
「うおりゃ!彼から離れろ!」
「何だ貴様は!・・・聞いた事のある声だな」
「あぁ!この姿で会うのは初めてだな!俺は小野寺ユウスケだ!」
リトは驚く。昨日知り合ったユウスケだという事に。
「小野寺・・・!?あいつも宇宙人だったのか・・・」
この世界には仮面ライダーは存在しない。どうやらリトは宇宙人だと勘違いしているようだ。
これはチャンスだと、リトはできる限り遠くへ逃げる。
突如現れたクウガに驚く鎌田。しかし、ガマたんもそこにいる事を忘れてはならない。
「ガマたん!あの鎌田を妨害してるヘンテコな奴に粘着液を吐け!」
べちゃ!
「うわぁ!なんだ!動けない!」
クウガもララ同様、身動きを封じられた。
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「結城くん!こっちよ!」
と、校庭の木の陰から春菜がリトを誘導する。
しかし、鎌田はそれを見逃さなかった。
大きくジャンプし、リトより先に春菜の元へ行く鎌田。
「きゃあ!いや!」
怯える春菜。鎌田は、春菜を後ろから捕まえ、喉元に腕の刃物を突立てる。
卑怯な事に、鎌田は春菜を人質にとったのだ!
「やめろ!西連寺に手を出すな!」
「結城リト、この娘を殺されたくないなら、大人しくしろ。そうすればこの娘には手を出さない」
助けたい、でも助けられない。条件を飲むしかないのだ。リトはどうするのか・・・
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騒動を見守る士。
「士くん!いい加減にして下さいよ!」
夏海が激怒するのも仕方ない。自分達より年下の者達が危機に瀕しているのだから。
士は黙って校庭を見つめている。。
そんな時、海東が現れる。
「そんな奴放っておけ。その代わりに、お宝を貰っていくよ」
士は海東に問う。
「海東、この世界のお宝は何なんだ?」
「"ペケ"とかいうコスチュームロボットだよ。ララの頭に付いているアレさ。どうやら色んなフォームに変身できるらしい」
「言っておくが、アレを取ると、ララは全裸になるぞ」
ちょと驚く海東。どうやらそれは知らなかったらしい。
「そうなのか。仕方ないな」
そう言って海東は立ち去ろうとする。今回は意外とあっさりしている海東。
「女の子を全裸にしてまでお宝を取るほどボクは外道じゃない」
海東は士の前から消えていった。
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春菜を人質に取られたリト。果たして、どのような決断をするのか。
リトは、真顔になり拳に力を入れた。
「いいよ、俺を殺してくれ!だから、西連寺を離せ!」
そう言いながらリトは、全身の力を抜き、目を瞑った。
「きゃ!」
春菜は鎌田から乱雑に放される。
鎌田は、リトに刃を向ける・・・
しかし!
「そこまでだ」
驚く鎌田とリト。
その目の前には・・・士がいた。
「門矢・・・!?」
「ははは、やっと来たかディケイド!待ちわびたぞ!」
と言いながら鎌田はリトに向けた刃を戻す。
「え?でぃけいど?何なんだよ、こいつら!?」
訳がわからないリト。しかし士は続ける。
「結城リト、お前の自己犠牲の勇気、確かに見た!その勇気さえあれば、ヒロイン達を悲しませずに済むだろう」
何故今まで助けなかったか、それは宇宙一のモテ男、結城リトが本当に"漢"であるか確かめたかったのだ。
自分の勇気が褒められたのはわかった。しかし、ヒロイン達が云々という意味は理解していなかった。
「結城リト、とりあえずそいつから離れろ」
とリトに忠告する士。そして士は、カードを取り出す。
「今度こそ最後だ、鎌田!変身!」
カードをディケイドライバーに挿入する。
”カメンライドゥ・ディケェーイド!”
仮面ライダーディケイドに変身した。
「門矢まで宇宙人!?」
やっぱりリトは宇宙人だと勘違いしているみたいだ。近くで見ていた春菜も同様であろう。
「いいや、通りすがりの仮面ライダーさ」
と、士は答えた。
しかし、忘れてはいけない。鎌田の他に、巨大なガマガエルがいる事も。
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「また邪魔者か!もぅ~、怒ったもんね!ガマたん、粘着え・・・えぇ!?」
ラコスポの目の前に、海東が現れた。
「まるで魔化魍みたいなカエルだな」
そう言って海東はカードと、銃型のデバイスを取り出す。
「またボクたんの邪魔をしたいのかよ!誰なんだよ、お前!」
「ボクも通りすがりの仮面ライダーなんだよ。変身!」
そう言って、カードを銃型のデバイス"ディエンドライバー"に差し込む。
”カメンライドゥ”
電子音が響く。そして、空に向けて引き金を引く。
”ディ・エーンド!”
そう言って海東は蒼いボディに放熱板が差し込まれたような仮面ライダーに変身する。
仮面ライダーディエンドの登場だ。
「ガマたん!粘着液をそいつに撃て!」
しかし、素早い動きで粘着液を避ける。ディエンドライバーから弾を何発か撃ち込む。
ババババ!
「いた!いたた!何をするだー!」
「どうやらこの世界では、死人が出てないらしいね。本気で倒しちゃけいないな。」
そう言ってまたカードを取り出す。そのカードには女の子らしき絵が。
”カメンライドゥ”
”マジカルキョーコォ!”
すると、魔女の格好の女の子が、まるでホログラムのように現れた。
ディエンドライバーは、カード内容を召喚したり、能力を付加する事ができる。
何とディエンドは、この世界の特撮ヒロイン、"爆熱少女マジカルキョーコ"を召喚したのだ!
「爆熱少女マジカルキョーコ!さっさと燃やして解決解決!」
「んじゃ、後はヨロシク」
「はいはーい!」
そう言ってディエンドはどこかに消えていった。
その様子を見ていたララ。
「わー!キョーコちゃんだ!どうやって召喚したのかなぁ?」
と、驚きと喜びが合わさっていた。しかし身動きは相変わらず取れない・・・
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「さてと、カエルは彼女に任せて、こっちはカマキリ駆除といきますか」
「ふざけるな!お前には2度もやられているんだ!その恨み、今度こそ晴らさせてもらうぞ!」
対峙するディケイドと鎌田。
するとディケイドは、携帯ゲームのようなデバイス"ケータッチ"とカードを取り出す。
「こっちはパワーアップ済みなんでね。悪く思わないでくれ」
そう言ってディケイドは、ケータッチにカードを挿入し、ボタンを連続で押していく。
”クウガ!アギト!リューキ!ファイズ!ブレェイド!ヒビキ!カブト!デーンオー!キバ!ファイナルカメンライドゥ!”
そして、ディケイドライバーを開く。
”ディケーイド!”
何と、ディケイドの姿が変わった!胸にカードを並べたパワーアップ形態"コンプリートフォーム"である!
ディケイドライバーを右腰に移し、ケータッチをベルト中央にセットした。これでフォームチェンジ完了である。
「なん・・・だと・・・!?」
「すげー・・・ペケみたいだ・・・」
立場が危ないと驚いた鎌田。既視感を感じ驚いたリト。
「そんな子供騙しがぁ!」
鎌田はディケイドに襲い掛かる。
ディケイドはケータッチを取り外し、数回ボタンを押した後に、また元に戻した。
”ヒビキ!カメンライドゥ!アームド!”
胸のカードが全て鬼のようなライダーに変わる。するとディケイドの横には装甲を纏った鬼"仮面ライダー装甲響鬼"が並び立つ。
続けて、右腰のディケイドライバーにカードを挿入する。
”ファイナル・アタック・ライドゥ!ヒ・ヒ・ヒ・ヒビキ!”
装甲響鬼の手には剣型の武器"装甲声刃"、ディケイドの手には専用の剣"ライドブッカー"がある。それらを顔の前に立てる。
「音撃刃!鬼神覚声!」
そう言って、各武器から音の衝撃波が飛び出す。
「ぐわぁ!」
と、鎌田は吹き飛ばされる。
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一方、召喚されたマジカルキョーコは、ガマたんに口から火炎放射を浴びせた。
もちろん、上に乗っているラコスポも一たまりもない。
「やめろ!熱い!ボクたんを殺す気か!」
気付くと、ガマたんをラコスポは真っ黒コゲになっていた。ラコスポの被っている帽子は燃え尽き、頭はつるつるだ。
「やっぱり今回もダメじゃないか!・・・げほっ」
もはや、ラコスポに勝機はない。ガマたんも戦意喪失していた。
「んじゃ、粘着液も燃やしちゃいますかー!」
と言ってキョーコは、弱い炎を口から放出し、ララとクウガの粘着液を燃やした。
「ありがとー!キョーコちゃん!」
「ありがとう、助かった!」
「どういたしましてー!じゃ、後はヨロシク!」
と言いながら、キョーコはホログラムのように消えていった。
「このカエル野郎!絶対に許さないぞ!」
と、ガマたんを殺る気満々なクウガ。
しかし、そこにララが止めに入る。
「殺すのは良くないよ。私に任せて!」
ララは、携帯電話のようなデバイス"デダイヤル"を取り出す。そして、ボタンを押す。
すると、爆弾のようなモノが召喚された。
「ぱんぱん花火くん!MK-Ⅱ!」
それをガマたん目掛けて投げ込む。宇宙の王者であるギドの娘、ララ。その力は光の国の巨人すら凌駕する。
「あーれー!もう許してぇー・・・・」
物凄い勢いでラコスポに当たる。
声が小さくなりながら、ラコスポとガマたんは遥か彼方上空まで飛ばされた。
どーん!
という爆音と共に、花火が起こった。
「俺の出る幕今日も無し・・・」
そう言いながら変身を解くユウスケ。何だか哀れである。
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既にボロボロになり、立ち上がる鎌田。
「くぅ・・・!俺は諦めないぞ!」
そんな鎌田を無視するディケイド。
「アンデッドには、対アンデッドライダーしかないな」
”ブレェイド!カメンライドゥ!キング!”
胸のカードが全てブレイドになり、その横には各生命体の意匠を用いた黄金の甲冑を纏う"仮面ライダーブレイド・キングフォーム"が並び立つ。
続いて、
”ファイナル・アタック・ライドゥ!ブ・ブ・ブ・ブレェイド!”
ブレイドの手には大剣"キンブライザー"がある。
”テーン!ジャーック!クィーン!キーング!エース!ロイヤルストレートフラァッシュ!”
ディケイドとブレイドの目の前に、4枚の光の壁が1直線に並ぶ。
それぞれの剣を両手で持ち、光の壁を通り抜ける。。
「うおおおおおお!」
その勢いで、光の壁の向こうにいる鎌田にトドメの一撃!
「ぐわああ!おのれ・・・ディケイドオオオオ!」
鎌田は倒れ、爆発が起きる。
驚き、安心したリトと春菜。
鎌田のベルトのバックルが2つに割れる。
「あ、そう言えば、封印用のラウズカード無いなぁ・・・」
とディケイドが呟く。アンデッドは倒した場合、ラウズカードと呼ばれる封印カードを使って封印しなければならない。ブレイドの世界では、これをやらなかったために、鎌

田を復活させてしまったのだ。
そんな時、ある少女の声が聞こえた。
「もしかして、ラウズカードってこれですか?」
「・・・?ヤミちゃん!?」
一番最初に春菜が気付いた。その声の主は"金色の闇"であった。
「それだ!何故持っている?」
驚くディケイド。それもそのはず、ライダーのいない世界なのに、こんなもの持ってるのはおかしい。
「昨日、校長が図書室に落としていったんです」
校長がなりすました鎌田が落としたカードのようなものは、ラウズカードだったのだ。
「そうか、じゃ、そのカードを結城リトに渡してくれ」
ディケイドの一言に驚くリト。ヤミも困惑している。
「俺は、リトの勇気に心を動かされた。だから、封印は彼に頼みたい」
「わかりました。私の目的は結城リトの抹殺ですが、今回は協力しましょう」
そう言ってヤミはリトにラウズカードを渡す。
「金色の闇・・・ところで門矢、これどうやって使えばいいの?」
「簡単だ。そいつのバックルに投げ込めばいいだけだ」
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トランプ手裏剣のようにラウズカードを投げるリト。すると鎌田の身体がカードに吸い込まれるように消えた。カードの絵柄がカマキリに変わっていた。
そのままリトの手元に戻ってきた。すると、ラコスポを追い出したララが近寄る。
「うわー!なにこれー!すごーい!私にも見せてよー、リトー」
「やぁめろ!これは怪人が封印されてるから危ないの!」
「なーんだ、つまんないの・・・」
「ご、ごめんごめん、後で発明品の実験台になってあげるからさ!ね!?」
「ほんと!やったー!嬉しー!」
そう言ってララはリトに抱きつく。それを見て、微笑む春菜。
「・・・・はぁ・・・」
それを見ていたユウスケは、やっぱり鬱になる。
「全く・・・やってられんな」
変身を解除した士もなんだかやる気の無い顔をしている。
「とりあえず門矢、この物騒なカード返すよ」
そう言ってリトは、士にラウズカードを返す。
「あ、あぁ、そ、そうだな」
(言えない、処理が面倒だから返さなくていいなんて言えない)
と本音を言えないまま、ラウズカード受け取る士であった。
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「ところで金色の闇、お前さっきまで何してたんだ?」
「寝ていました。今学校に来たばっかりです」




[エピローグ:次の旅へ。]





騒動も終わり、ひとまず平和に戻った彩南高校。
ラコスポ達が暴れたお陰で、校庭は滅茶苦茶になっていたが、数日で復旧する模様。
本物の校長は、全裸でロッカーに隠されたいた。それを見つけたのは、リトの親友の"猿山ケンイチ"だった。
結城リトが宇宙一のモテ"漢"という事がわかり、この世界での士の役割は終わりを告げる。
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「結城君、ララさん、西連寺さん、また明日」
唯は教卓で書類の整理をしながらそう言った。
下校の時刻になり、リトとララは帰宅する。今日は、部活の無い日であったため、春菜も一緒だ。
「ふぅ、今日も絶体絶命だったぜ。もうあんな事はゴメンだ」
「そうね、私も今回こそ危なかったかも」
(私を助けてようとしたのは嬉しかったよ、結城くん)
「でもー、マジカルキョーコちゃんが生で見れてよかったー!」
「ララさんは本当にマジカルキョーコ大好きね」
「あんな状況でも楽しめる度胸が羨ましいぜ・・・」
今日の事を話しているリト達の前に、士達が現れた。
「門矢!今日は助かったぜ!お前も小野寺さんも宇宙人なのか?」
未だに宇宙人だと勘違いしているリト。
「通りすがりの仮面ライダーさ、覚えておかなくてもいい」
「だから、その"仮面ライダー"って何なんだよ」
「言っているだろ、覚えなくていいって。この世界は平和だ、俺達が必要の無い世界だからな」
あまり納得いっていないリト。
「実はな、リト、俺達は様々な世界を旅しているんだ」
「え!?もしかしてお前達って旅人か何かなのか?」
「わー!すごーい!」
「素敵ね」
と、リト、ララ、春菜は言う。
「まぁ実際にはちょっと違うんだがな。今日から違う世界に旅立つ」
「そうか・・・折角転校してきたのに残念だな」
「多分もう会う事は無いだろう。ただ1つだけ忠告しておく、ヒロイン達を悲しませるなよ」
ハッと顔を合わせて微妙な表情をするララと春菜。意味がわからず困惑しているリト。
その様子を見てユウスケは思う。
(いいなぁ・・・モテモテで。元気かなぁ、ワタル、アスム)
何だか道を踏み外しそうな様子のユウスケである。
「ユウスケ、何だか顔が気持ち悪いぞ」
「うるさいな士。俺だって色々あるんだ・・・」
「まぁいい。それじゃリト、俺達は次の旅に出る」
「さようなら、みんな。また会えるなら何処かで会いましょうね!」
「じゃーな!」
そう言いながら、士、夏海、ユウスケは遠くへ消えていった。
「何だか変なヤツらだったけど、面白かったな。でも世界の破壊者がどうのこうの言ってたな・・・」
「破壊者!?今のところ悪い人達には見えないけどなぁ・・・助けてくれたし」
「よぉーし!帰ったら士みたいな変身システムを作ってみよ!」
リト達は家路に着いた。

コメント

おいおいラコスポちゃん、死にかけだった鎌田をリト抹殺に使うなよww やみたんとの差が大きすぎる(笑)


実におもしろかった!僕あんまディケィドみたことなかったけどスンナリ読めた!でも、鎌田とディケィドのクライマックスのところカタカナ多いから飛ばした(笑)


がまたんの「白濁」吹いた(笑) ToLOVEるのノベルもこのくらいの表現でてくんのかなー??

風太くん?世さん>
ありがとう!面白いと言われてほっとしましたよ!
ただ、カタカナ多いのはダメだなぁとは僕自身思います。書いてて、ちょっと読みにくいなぁとは思ってたけど、やっぱりダメだったか。

流石に、ノベルになったら「白濁」とか露骨なワードは使わないでしょう。もっと上手い表現すると思いますよ!

あと、鎌田を助けた理由としては、鎌田のアンデッド姿が強そうだったから!と言う事にしておいてください・・・

面白かったですよ~
いい感じにコラボしてましたね、キョーコ召喚とか。
あと、まだテレビじゃ出てないアームド響鬼とキングフォーム出しちゃう辺りも楽しかったです。俺もオリジナルを見てましたから、イメージがもうスンナリと。マックスさんも結構テンション上がって書いてたんじゃないかなあと想像できました。

次回作、楽しみにしてますね(*^_^*)


あ、ところで一応気になった点を。
ロイヤルストレートフラッシュは光の壁5枚じゃないですか?
To LOVEる世界で死人が…あれランジュラさんドクロマーク出して死んで…プリューマも果たして助かったのか…ww

あとこれはちょっと関係ない話ですが、ガマたんはちゃんとラコスポと一緒にいるんでしょうかね?
ナナのペットにされましたが、それでもガマたんはラコスポのところにいて、ただナナに呼び出されればやってくる状態(呼んだら出てくる=ペット の意としている)なのか、他にナナはペットの飼育スペースを持っていて、本当に飼っちゃってるのか…
まあマックスさんのSSを通すなら前者になりますが、ラコスポとガマたんのその後が気になっていたのでww

モー牛さん>
ありがとうございます!
確かに、いつもより相当テンション上がってましたww
ちなみに、好きなライダーは響鬼とブレイドだったりします。

10、J、Q、K、A・・・あ、5枚だ!やっちまった!
ランジュラさんが死んでいたら、モモが間接的に殺人犯している事になりかねないので、生きていると言う事でww
プリューマ・・・ああ!あの小型宇宙人ですね!まぁ、あれは虫みたいなものだから生きてようが死んでようが・・・って、命は大事にすべきですね(ぁ

ガマたんに関しては悩みました。
確かにガマたんは、ナナのペットにされましたね。
しかし、あの都合のいい液を吐くということは、ラコスポからすれば重宝されると思うんです。だから、ラコスポは何匹かイロガーマを飼っていて、このSSで登場したのが「ガマたん2世」という考えもできます。



次回作は・・・何やるか全く考えてないですw

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